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(2002/06/19 更新)

外出体験日記


  ===< メンズスカートファッション満喫旅行 >==
  ■ スカートファッション満喫旅行を終えて
   (2002/05/18)

 今回のメンズスカートファッション満喫旅行を締めくくるにあたり、今回の旅行を通じて感じたことを最後に書きます。

 まず、知らない土地に出かけた時は、やはりまわりに知っている人がいる可能性が皆無に等しいため、それだけ、自由にメンズスカートファッションを楽しめたということです。しかし、知らない土地を歩くとは、やはり日中の方が良いと思いました。確かに日中は人出が多く、いろいろな人に見られてしまいますが、その反面、いろいろな人がいることや治安の良さは日中にはかないません。メンズスカートのままで公道を歩くことは、決して法律的に問題ある行為でもなく、あなた自身の自由なのですから、ぜひ、少しの勇気を出して日中に外出することをお薦めいたします。

 それから、外出する時は人が多いほど、人にまぎれてメンズスカートは目立ちにくくなります。(もちろん私もですが)最初のうちは、人目が気になってなくべく人通りの少ないところを歩きたくなりますが、人通りが少ないということはそれだけすれ違う人が視界に入る情報量が多くなりますので、じっくり見られることになります。しかし、人が多いところでは、短時間に多くの人とすれ違うことや、人と人が重なっているため、メンズスカートを穿いていることに気付かれないことも多かったです。特に、駅や待ち合わせの人が多い場所は、思ったほど気付かれないようです。

 あと、外出中はどんなアクシデントにあうか分からないので、メンズスカートに相当自信がついていない場合は、ズボンも一緒に持って歩くと、だれかと一緒に歩いているくらいの安心感があります。何かあった時はデパートや地下街のトイレに駆け込んでズボンに穿きかえれば、いつもの着慣れた姿に戻れます。私は今回の大阪オフの時にはズボンを持って出なかったため、万が一の時は穿き替えができませんした。別な考えでこの方があきらめがついて良いという意見があるかもしれませんが、それはメンズスカートに対して相当信念がないと難しいと思います。

 最後に、この満喫旅行は私にとって、とても良い体験となりました。機会があればまたどこかに外出してみたいと思います。しかし、その一方で外出が気乗りしない時は、思いきってメンズスカートファッションの定休日にした方が帰って翌日以降の活力になります。気乗りしない日に無理してまでメンズスカートになると、何かの時につまづくと、非常にゆううつになります。


 今回の旅行で、メンズスカートファッションを満喫できたことで、夢が一つ実現できたような気がします。世の中には実現できる夢と、実現が困難な夢と、いろいろな夢がありますが、この夢は法律には何ら問題のあることをしていないということで割り切れば、誰もが実現できる夢です。みなさんの中には外出を躊躇している方も多いと思いますが、私の体験談を読んで一人でも外出できる勇気になればこの上ない幸せです。ぜひがんばって外出にトライしてください。ただ、こう言っていながらこういうのもおかしいですが、メンズスカート=外出することが義務ではありません。あなた自身が満足できるメンズスカートファッションを楽しむことが一番良いのです。 

〜 完 〜


 遠出する時の問題は、やはりいかに少ない荷物にして、うまく着こなすかが問題だと思います。特に靴やジャケットは2組以上持って歩くのは大変荷物になりますので、全行程を考えて、一番組み合わせの良い靴やジャケットを選択すると良いと思います。そしてスカートやシャツなども結局持っていっても穿かないまま送り返したものもありますので、自分が気に入った1〜2枚を持ち、後は場合によっては現地調達するというのが良いかもしれません。

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